比較検討したうえでフリーランスに転身しよう

フリーランスへ転身を考えているエンジニアは、そのメリットとデメリットを比較検討して事前に対策を練りましょう。フリーランスへ転身する大きなメリットの一つは、様々なことを自分で決められる点です。

会社に勤めていると勤務時間が定められていますが、フリーランスは自分でスケジュールを組めます。育児や介護を行う人にとって、自分で勤務時間を調整できるのは大きなメリットでしょう。また、仕事内容や契約金額なども自分で決めることが可能です。

もう一つのメリットは、同僚や上司との人間関係に悩まずに済むことが挙げられます。仕事をしている限り、全く人間関係に悩まされないことはありません。しかし、会社組織の中で働くよりも、人間関係によるストレスは軽減できます。

一方フリーランスに転身するデメリットは、収入が不安定になることです。転身したばかりだとまだ信用がないので、なかなか仕事がもらえないかもしれません。もらえても、安い報酬で引き受けなければならないこともあるでしょう。

そこでフリーランスに転身する前に、会社で実績を積んでスキルを向上させておくのです。また、収入が安定しないことを考えて、半年から1年分の生活費を確保しておくことも重要となってきます。

そして、フリーランスは自由に時間が使える分、きちんと計画しないと仕事を納期までに終えることができない可能性も生じるのが実態です。それを防ぐため、フリーランスになる前に効率的に時間を使う習慣を身につけておきましょう。